よくある質問(Q&A)

question

最近夫が元気がなく心配です。男性にも更年期障害があるのでしょうか?治療はどのようにおこないますか?

answer

男性の更年期障害も広く知られるようになりましたが、その診断や治療は医学の世界でも新しい領域です。男性更年期障害は、複数の要因が複雑に絡み合って起こり、加齢による身体の変化や、若い人はストレスが原因となります。
症状としては、ほてり、のぼせ、めまい、疲労感、「何となくやる気が出ない」といった精神症状やEDの症状等です。
治療はホルモン補充療法や漢方療法、坑うつ薬、坑不安薬、ED治療薬など、患者様それぞれにあわせ治療を組み合わせ、生活の質を改善していきます。
一度、男性外来を行っている医療機関に相談されるとよいでしょう。

question

大腸がんの早期発見のメリットを教えてください。

answer

どのようながんでも早期発見は大変重要ですが、特に大腸ポリープや大腸がんは早期に発見すれば、開腹手術などを行わずに、内視鏡的に治療を行うことが可能となります。
内視鏡的治療ができれば体への負担、要する時間、費用などの点からも大きなメリットとなります。
関心などでよく行われる便潜血反応検査が陰性の結果でも、病変がないとは限りません。
大腸ポリープ、早期大腸がんの発見のためには定期的に大腸内視鏡検査を行い、精密検査を行うことが必要です。

question

女性の大腸がんが増えていると聞きました。
どういうことに気を付けたらいいでしょう?

answer

2004年の統計では、女性のがん死亡原因の1位は大腸がんで2020年までの予測では、男女合わせた日本人のがん患者の1位はやはり大腸がんとなっています。がんのリスクが高まるといわれています。
大腸がんの増加の原因には、食生活の欧米化も考えられており、高脂肪食や高蛋白食を控え、野菜や果物を多く摂取することは重要です。
また、早期発見、早期治療が何より大切です。
大腸内視鏡検査を受けて、精密に検査することで、早期に発見することができ、それに伴い、死亡率を低下させることが可能となります。

question

最近「性差医療」という言葉をよく聞きますが・・・。

answer

近年、性差医療が注目されています。
男性と女性では、同じ疾患でも症状や治療の方法が異なる場合もあることが分かってきたのです。
女性の更年期障害がよく知られていますが、男性にも更年期障害は起こります。
また、一定の年齢を過ぎると、高脂血症、糖尿病、メタボリックシンドロームに関係する疾患も増えますが、それらにも男性と女性で違いが見られます。
今後は性差を意識した医療が重要と考えられ、総合的に診断、治療を行うことが大切です。

question

漢方薬はどんな病気の時に用いられますか?
また効果はどうでしょうか?

answer

漢方薬は静養医学で効果の得られない場合、非常に有効に働くことがあります。
例えば、胃内視鏡検査で異常ないのに胃のもたれや胃痛などの症状が続く「上部消化管症状(NUD)」に対し、六君子湯などの官報で症状を改善することがよくあります。
また西洋医学的には病気ととられない「冷え」」「倦怠感」「むくみ」なども漢方薬が得意とする症状です。臓器別の治療を行い西洋医学と異なり、体全体をとらえた治療を行う漢方では体の調子を良くしていくことをも可能ですし、西洋医学と漢方各々の利点を生かした治療を同時に受けることもできます。

question

最近「女性外来」という言葉をよく耳にしますが
「男性外来」というのはあるのでしょうか?

answer

女性外来はここ数年、日本全国に広がりを見せていますが、最近、男性外来も開設されるようになりました。
男性外来では、男性更年期障害や加齢男性性腺機能低下症候群の治療、うつ状態、EDの診療、男性型脱色症、メタボリックシンドロームの診療などが行われています。
男性の加齢に伴うホルモンの低下やゆるやかで、女性ほど更年期が典型的ではありません。
しかし、男性も社会的ストレス等で体や心の不調があらわれてきます。いずれにしても早めの受診・治療で改善が期待できます。
男性と女性といった性差に基づいた医療(性差医療)の発展が期待されます。

question

近頃、下痢や便秘をすることが多くなりました。お腹が張ったり、吐き気や食欲不振もあります。
腸が悪いのでしょうか?

answer

内視鏡検査などを行い異常がなければ、胃腸に病気はないのに便通異常が起こる、過敏症腸症候群かもしれません。ストレスによって自律神経のバランスが崩れて発症し、 腹痛の後、粘液性の下痢便やコロコロした便が出たりします。睡眠不足を避け、バランスのよい食事をとり、休日は気分をリフレッシュすることを心がけてください。 精神面が大きく影響する病気ですから、医師とのコミニュケーションも十分にとり、信頼して治療に取り組むことが大切です。
最近は新しい腸運動調整薬も増え、治療効果が高くなっています。単に便秘、下痢だからと放置しておくと、大腸がん、大腸ポリーブ、潰瘍(かいよう)性大腸炎など 深刻な病気が潜んでいることもあります。
きちんと内視鏡検査などを受けることが重要です。

question

「女性外来」とは、どういった外来ですか?

answer

基本的に女性医師が時間をかけて話を聞き、診療を行う外来です。
施設により、乳腺、肛門科など専門医による専門外来と、幅広い症状に対応し、診察の結果、必要があれば専門科へ紹介する女性外来があります。 時間をかけて話を聞くことで、症状の背景となっていることが分かり、治療の糸口につながることもあります。
また、漢方診療も行う女性外来もあって一心身一如(心と身体は一体のもの)といった考えに基づき、体の不調へアプローチしていく場合もあります。
「自律神経」や「うつ」かもしれないけど、専門医を受診しにくい、痔や便秘など病院にかかりにくい、といった方も一度、女性外来を訪ねてみてはいかがでしょうか。

question

気温が高くなってきましたが、室内でも熱中症が起こることはあるのでしょうか?

answer

熱中症とは、気温や直射日光だけでなく、温度が高い、風が弱いことで、体温が上がるけど、体の熱が逃げにくい状態になったときにおこりやすく、室内でも条件によっては起こることがあります。
発見と手当が早ければ軽症ですみますが、重症化すると、頭痛、嘔吐・目まいやさらに意識障害を起こすことがあります。
下痢や発熱中の人も脱水症状になりやすく危険です。
特に高齢者はトイレに行くのがおっくうになるため、水分を取りたがらない傾向にあり、若い人よりも喉の渇きを感じにくくなるので、乾きを感じていなくても蒸し暑いときなどは、 水分を取るように声を掛けてあげるとよいでしょう。

question

男性更年期障害は、日本においてもやっと認知されつつあるようですが、なかなか診断ができにくいのはどうしてでしょうか?

answer

男性更年期障害は、女性の閉経のようにはっきりした症状がなく、徐々に男性ホルモンの分泌が減っていくため症状もさまざまであり、内科や心療内科、精神科、整形外科など 受診されても発見できないことが多いようです。 男性ホルモンは、性機能や筋肉の維持だけでなく、全身的な影響を及ぼしており、自律神経失調症状以外にもさまざまな症状が出現します。 ストレスによって、男性ホルモンの分泌は低下するため、最近は仕事やプライベートでもストレスが増す40~50歳代で男性更年期障害が増えています。 また、このストレスが男性更年期障害の精神心理状態を更に悪化させる要因にもなってしまいます。 40~50歳代で最近体調が悪いと感じたり、気になる症状がある場合は、専門機関の受診をお勧めします。

question

先日、母が手術を受けました。幸い無事回復し、退院も近いのですが、高齢でもあり今の状態で自宅の生活には少し不安があります。

answer

最近は、高齢者に対しても積極的な外科的治療が行われるようになり、良好な治療成績を挙げています。しかし、侵襲の大きな病気ほど体に与えるダメージは大きいので、 筋力の低下などに伴う体の機能の低下が生じる場合も見られます。
医療情勢の変化により、入院期間の短縮も求められているため、手術後、十分な回復が得られないうちに退院しなければならないこともあります。 このような(急性期)を過ぎ、亜急性期の状態の患者様に対して、リハビリを中心に加療を行う医療機関もありますので、 担当医やソーシャルワーカーの方に相談されてみてはいかがでしょう。

question

LOH症候群という言葉をよく聞きますが、男性更年期とは違うのでしょうか?

answer

男性は壮年期を越えると男性ホルモン(テストステロン)が低下することによって精神的、身体的障害、性機能の不具合が生ずるのが常です。
これを先天的ではなく、後天的、晩発性の性腺機能低下症という意味の英語の頭文字を取って「LOH症候群」と呼びます。
「更年期」は移行期間や新しく生まれ変わるという意味ですが、男性ではテストステロンは年齢とともに低下するのみですので意味が異なります。
症状とLては意欲、集中力の低下、チャレンジできない、人間関係がおっくう、眠りが浅い、体のあちこちの痛みなどを訴える方が多く、 最近では高血圧、糖尿病、がん、心血管疾患、うつ病などの罹患(りかん)率や死亡率が高くなるなどのデータも見られています。
テストステロンが低いとメタボリック症候群のリスクが高くなる傾向もあり、今後の研究が注目されます。

question

最近の男性医学の進歩について教えてください。

answer

男性ホルモン(テストステロン)は年齢とともに低下します。 そこで、男性更年期障害のことを、最近では加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)と呼ぶことが多くなっています。
テストステロンは、性機能のみならず、骨、筋肉、血液、血管、脂質代謝などへの身体的作用があり、メタボリック症候群との関連も知られています。 テストステロンが高くなると意欲、チャレンジ精神が増える、社会の中の自分を意識する、公平、公正を求める気持ちが高くなることなどが分かっています。 最も注目すべきは、認知機能との関連です。 アルツハイマー病の患者にテストステロンを補充すると認知機能が改善したり、動物実験でも神経細胞突起を増やすという報告があります。 さらに、記憶をつかさどる脳の海馬にテストステロンが作用することが分かって、今後認知症との研究が進むことも期待されています。

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